世界覇権100年戦争 [国際政治]
世界覇権100年戦争
ダイヤモンドオンラインの記事から
米中関係が険悪な状態になっている昨今。
暴露本が出版された
いままで米中関係を改善の方向に尽力した大物スパイが偏向し暴露本を出版した。
この9月習近平国家主席を冷遇しローマ法王との同時訪米によりほとんど脚光を浴びなかった習近平氏。
米軍は10月末には「航行の自由」を標榜し南シナ海を航行。
今まで親中政策で日本に冷酷であった米国がこれほど何故変わったのか?
じつは親中国のアメリカが変わったのには裏があった。javascript:;
暴露したのは、米国を代表する超大物「パンダ・ハガー」(親中派)だったマイケル・ピルズベリーの最新著書「China2049秘密裏に遂行される『世界覇権100年戦略』だ。
ピルズベリーは現在、米国防総省の顧問も務めていて、「外交問題評議会」「国際戦略研究所」のメンバーでもある。またハドソン研究所中国戦略センターの所長である。
ピルズベリーは24歳の時から、米国のスパイとして働いてきたのだ。
米中関係が劇的に改善されたのは、1970年代はじめだった。米国は、冷戦のライバル・ソ連に対抗するために、「中国と組む」ことにした。指導したのは、ニクソン大統領とキッシンジャー大統領補佐官。
キッシンジャーは、「米中関係を劇的に改善させた功績」により、「リアリズム外交の神様」と言われいたほどだ。
ニクソンとキッシンジャーは1969年、「中国と和解した時、ソ連との関係が過度に悪化するのではないか」と恐れていた。
ピルズベリーは、「米中が和解しても、ソ連は米ソ緊張緩和の動きを止めない」ことを伝えた人物だったのだ。
「キッシンジャーは毛沢東の計略にはまった」更に、鄧小平時代には米中「蜜月」に
彼は「米中和解」を「真」に主導したのは、ニクソンでもキッシンジャーでもなく、中国だった」と暴露。
キッシンジャーは71年、極秘で中国を訪問、72年2月、ニクソンは歴史的訪中を実現させた。キッシンジャーはすっかり毛沢東に魅了され、中国に取り込まれてしまった。
キッシンジャーは毛の計略にまんまとはまり、「中国は英国に次いで、世界観がアメリカに近い国かもしれない」とニクソンに告げた。
以後40年以上米中関係は密月関係が続く。76年鄧小平が毛沢東の死去によりリーダーになると米中関係は更に深まっていく。
そうして中国は米国と日本からああらゆる援助知識を投入され奇跡の成長を遂げていく。しかし。
米中関係に大きなひびが入る。
天安門事件と冷戦の終結が米中関係に大きく関わる。ソ連の脅威に対抗するために米中関係が良くなった。しかしソ連が崩壊しその必要がなくなった。
中国と関係を保ち必要がなくなったわけだ。そのとき起こったのが天安門事件である。クリントンの反中姿勢が濃厚になると中国は米国政府内に「強力な親中派グループ」を組織し、クリントンの「反中政策」を転換させることにした。
1993年クリントンに反中姿勢緩和を認めさせた「クリントンクーデター」が起こった。中国はクリントンの政策を変えさせたのだ。
米中の関係は深いものがあると言えるだろう。中国は米国を自在に操っていたのだ。
そうしてピルズベリーは「中国にだまされていたことに気づいた」
それは「中国共産党革命100周年にあたる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」と。中国の親米政策の裏には驚きの「中国100年マラソン計画」がわかったということに気づいた。
それは建国100年に当たる2049年までに、軍事政治経済のリーダーシップをアメリカから奪取するというものだ。
<2013年の秋に北京を訪れて初めて、わたしは自分たちが間違っていたこと、そして、アメリカの衰退に乗じて、中国が早々とのしあがりつつあることに気づいた。>(318p)
中国に覇権を取られたら世界は闇に陥るだろう。そうならないための米国が中国に勝利するための道筋も開設している。
かってドイツがソ連を攻撃する意図を感知したスターリンは、日米を戦わせるためにスパイを日米に放ち、太平洋戦争に日本を追い込んだ。
その轍を踏まないために、日米とも中国の謀略をしり戦争回避の戦略をとらなければならない今であると思う。
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ダイヤモンドオンラインの記事から
米中関係が険悪な状態になっている昨今。
暴露本が出版された
いままで米中関係を改善の方向に尽力した大物スパイが偏向し暴露本を出版した。
この9月習近平国家主席を冷遇しローマ法王との同時訪米によりほとんど脚光を浴びなかった習近平氏。
米軍は10月末には「航行の自由」を標榜し南シナ海を航行。
今まで親中政策で日本に冷酷であった米国がこれほど何故変わったのか?
じつは親中国のアメリカが変わったのには裏があった。javascript:;
暴露したのは、米国を代表する超大物「パンダ・ハガー」(親中派)だったマイケル・ピルズベリーの最新著書「China2049秘密裏に遂行される『世界覇権100年戦略』だ。
ピルズベリーは現在、米国防総省の顧問も務めていて、「外交問題評議会」「国際戦略研究所」のメンバーでもある。またハドソン研究所中国戦略センターの所長である。
ピルズベリーは24歳の時から、米国のスパイとして働いてきたのだ。
米中関係が劇的に改善されたのは、1970年代はじめだった。米国は、冷戦のライバル・ソ連に対抗するために、「中国と組む」ことにした。指導したのは、ニクソン大統領とキッシンジャー大統領補佐官。
キッシンジャーは、「米中関係を劇的に改善させた功績」により、「リアリズム外交の神様」と言われいたほどだ。
ニクソンとキッシンジャーは1969年、「中国と和解した時、ソ連との関係が過度に悪化するのではないか」と恐れていた。
ピルズベリーは、「米中が和解しても、ソ連は米ソ緊張緩和の動きを止めない」ことを伝えた人物だったのだ。
「キッシンジャーは毛沢東の計略にはまった」更に、鄧小平時代には米中「蜜月」に
彼は「米中和解」を「真」に主導したのは、ニクソンでもキッシンジャーでもなく、中国だった」と暴露。
キッシンジャーは71年、極秘で中国を訪問、72年2月、ニクソンは歴史的訪中を実現させた。キッシンジャーはすっかり毛沢東に魅了され、中国に取り込まれてしまった。
キッシンジャーは毛の計略にまんまとはまり、「中国は英国に次いで、世界観がアメリカに近い国かもしれない」とニクソンに告げた。
以後40年以上米中関係は密月関係が続く。76年鄧小平が毛沢東の死去によりリーダーになると米中関係は更に深まっていく。
そうして中国は米国と日本からああらゆる援助知識を投入され奇跡の成長を遂げていく。しかし。
米中関係に大きなひびが入る。
天安門事件と冷戦の終結が米中関係に大きく関わる。ソ連の脅威に対抗するために米中関係が良くなった。しかしソ連が崩壊しその必要がなくなった。
中国と関係を保ち必要がなくなったわけだ。そのとき起こったのが天安門事件である。クリントンの反中姿勢が濃厚になると中国は米国政府内に「強力な親中派グループ」を組織し、クリントンの「反中政策」を転換させることにした。
1993年クリントンに反中姿勢緩和を認めさせた「クリントンクーデター」が起こった。中国はクリントンの政策を変えさせたのだ。
米中の関係は深いものがあると言えるだろう。中国は米国を自在に操っていたのだ。
そうしてピルズベリーは「中国にだまされていたことに気づいた」
それは「中国共産党革命100周年にあたる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」と。中国の親米政策の裏には驚きの「中国100年マラソン計画」がわかったということに気づいた。
それは建国100年に当たる2049年までに、軍事政治経済のリーダーシップをアメリカから奪取するというものだ。
<2013年の秋に北京を訪れて初めて、わたしは自分たちが間違っていたこと、そして、アメリカの衰退に乗じて、中国が早々とのしあがりつつあることに気づいた。>(318p)
中国に覇権を取られたら世界は闇に陥るだろう。そうならないための米国が中国に勝利するための道筋も開設している。
かってドイツがソ連を攻撃する意図を感知したスターリンは、日米を戦わせるためにスパイを日米に放ち、太平洋戦争に日本を追い込んだ。
その轍を踏まないために、日米とも中国の謀略をしり戦争回避の戦略をとらなければならない今であると思う。
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