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蕪島神社(かぶしま神社)が火事?えっ! [神社]

蕪島神社本殿.jpg蕪島の頂上にある蕪島神社


蕪島は、蕪(かぶ)の花が咲く島で蕪とは野生のアブラナを指すようです。

ウミネコの繁殖地として知られています。


ウミネコは漁場を知らせてくれる鳥であり、弁天様の使いとして大切にされてきたようです。

島全体がウミネコの大繁殖地になっていて、毎年2月下旬から4月中旬にかけて飛来し、ナタネの咲き乱れる5月ごろ巣を作り卵を産み、6月に孵化したヒナが7月には巣立ち、8月には島を離れていくようです。

その数約4万羽。日本には10か所ほどウミネコの繁殖地があるが、ウミネコの巣を間近に観察できる唯一の場所であることから、1922年に天然記念物に指定されました。

その島の頂にある蕪島神社が全焼!

創建719年の歴史ある神社でしたが、消滅。誰も喜ぶ人はいないでしょう、日本を愛する人なら。
蕪島神社全焼.jpg蕪島神社全焼.jpg


歴史は私たちが寄って立つ根拠です。歴史を知らなければ根無し草で、自らのアイデンティティはありません。

719年の歴史は簡単にはつくれません。多くの真実が詰まっているものが歴史でしょう。

この遺蹟がなくなると言うことは残念の一言です。

家で言えば思い出の詰まったすべてのものが消失してしまったことと同じでしょう。

思い出は心の中だけに有るだけになります。写真を見たり慣れ親しんだ部屋などなにもなくなってしまうのです。

人は死ねば当人以外には思い出だけが残りますが、その証としての遺物が全くなくなってしまうのです。

残念の一言ですね






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